【任意】子どもインフルエンザ
助成制度を受けるために必要な書類(予診票)は板橋区内の協力医療機関に設置します。接種を希望する場合は直接医療機関にお申し込みください(ご自宅にはお送りしません)。専用の予診票を板橋区内の協力医療機関で使用すると、医療機関での会計時にその場で費用を助成します。
この制度は板橋区独自の制度です。板橋区外の医療機関ではこの制度は利用できません。
インフルエンザ
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスにより起こる病気で、主に咳やくしゃみなどしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことにより、うつります(飛まつ感染)。インフルエンザにかかると、高熱、全身倦怠感(だるい)、頭痛、関節痛、筋肉痛、のどの痛み、くしゃみ、咳、鼻水などがおこります。さらに、お子様ではまれに急性脳症を、ご高齢の方や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。
なお、インフルエンザワクチンは、注射の不活化ワクチンと点鼻の弱毒性生ワクチンの2種類があります。点鼻の弱毒性生ワクチンは、鼻腔内に噴霧します。接種後の注意点としては、生ワクチンのため、飛沫または接触によりワクチンウイルスの水平伝播の可能性があり、接種後1~2週間は、乳児や重度の免疫不全者との密接な関係を可能な限り避けるなどしてください。
助成対象者
接種日時点で板橋区に住民登録がある生後6か月から高校3年生相当までの方
注:高校3年生相当までの方とは、18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある方を指します。
接種期間
10月1日から翌年1月31日まで
助成額
A 接種(不活化ワクチン)1回2,000円(生後6か月から12歳以下は2回接種で完了のため、2回まで助成)
B 点鼻(生ワクチン)4,000円 2歳から18歳まで(1回接種で完了)
注:医療機関が定める接種金額と助成金額の差額を医療機関でお支払いください。
注:接種を受け付けている年齢や点鼻の取り扱いについては医療機関ごとに異なるため、直接ご確認ください。
注:Aで、1回目の接種時に12歳で、2回目の接種時に13歳になった場合でも、1回目の接種時の年齢に基づき2回目も助成対象とします。
接種場所
板橋区内の協力医療機関
医療機関によっては接種が予約制の場合がありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。
注:助成制度が受けられるのは板橋区内の協力医療機関に限ります。他の東京22区や他市町村では受けられません。
接種当日の持ち物
- 母子健康手帳
- 接種費用(※医療機関では、助成額を差し引いた金額をお支払いください。)
- お子さまのマイナンバーカード(マイナ保険証)または健康保険資格確認証・医療証(マル乳・マル子・マル青などをお持ちの場合)
- 診察券(かかりつけ医療機関で接種する場合)
注:3と4は予防接種以外のことで診療を受けたときのためにお持ちください。
注:12歳以下のお子さまが接種を受けるときは原則として保護者(父または母)の同伴が必要です。
注:13歳から15歳のお子さまは、予診票の同意欄に保護者(父または母)が署名することで、保護者の同伴なしで接種可能です。保護者がワクチンの有効性やリスクを理解し、納得してお子さまに予防接種を受けさせることを決めてから署名してください。
注:16歳以上のお子さまは保護者の同伴と同意は不要で接種できます。
予防接種を受けることができない方
・明らかに発熱している方
・重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
・予防接種の成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方
・その他、医師に予防接種を受けることが不適当と判断された方
接種上注意が必要な方
・心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害などの基礎疾患を有する方
・予防接種で接種後2日以内に発熱の見られた方、全身性発疹等のアレルギーを疑う症状の見られた方
・過去にけいれんの既往のある方
・過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる方
・予防接種の成分、鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーを起こすおそれのある方
インフルエンザワクチンの副反応
予防接種の注射の跡が赤くなったり、腫れたり、痛んだりすることや、発熱・悪寒・頭痛・全身のだるさなどがみられることがありますが、通常2、3日のうちに治ります。それらの症状がひどかったり、長引いたりするときは、医師(医療機関)の診察を受けてください。重大な副反応として、ショック、アナフィラキシーがあります。
各ワクチンの特徴
皮下注射 |
投与方法 |
点 鼻 |
---|---|---|
不活化ワクチン |
種類 |
生ワクチン |
13歳未満:2回 13歳以上:1回 |
接種回数 |
2歳以上19歳未満:1回 |
受けることが出来ない方 |
◎妊娠中、または妊娠の可能性がある方 ◎病気や治療により免疫が低下している方 |
|
◎間接性肺炎や気管支喘息など呼吸器系疾患を有する方 ◎妊娠または妊娠している可能性のある方 など |
注意が必要な方 |
◎ゼラチンを含む製剤・食品に対してショック、 アナフィラキシーなどの過敏症の既往のある方 ◎重度の喘息や喘鳴の症状を有する方 ◎妊娠可能な女性の方、授乳中の方 など |
腫れ、痛み、発熱、頭痛、だるさ など |
副反応 |
鼻づまり・鼻水、咳、口の中やのどの痛み、頭痛 など |
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このページに関するお問い合わせ
健康生きがい部 予防対策課 予防接種係
〒173-0014 東京都板橋区大山東町32番15号 板橋区保健所
電話:03-3579-2318 ファクス:03-3579-1337
健康生きがい部 予防対策課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。