広報いたばしテキスト版(令和6年10月12日号特集版)2面・3面
めくりめぐる、未来につづく物語。
板橋区SDGsプラットフォームポータルサイトをオープンしました
区は、区内でSDGs(持続可能な開発目標)に取り組む企業・団体が、各々の課題を相互の協力連携により解決をめざす連携の「場」である「板橋区SDGsプラットフォーム」のポータルサイトを開設しました。
今回は、「板橋区SDGsプラットフォーム」の事業内容・ポータルサイトや、プラットフォーム参加企業のSDGsの取組などを紹介します。
「SDGsプラットフォーム」事業内容
SDGsは、持続可能な世界を実現するための、全ての国の共通目標です。区では、SDGsの推進に積極的に取り組むことで、経済・社会・環境の統合的な発展による「東京で一番住みたくなるまち」の実現をめざしています。
SDGsをさらに推進するため、官民一体となって取り組むための連携の「場」である「SDGsプラットフォーム」ポータルサイトをオープンしました。
サイトでは、SDGsに取り組む企業・団体がパートナーとして登録する「SDGsパートナー」・民間からの総合的な提案受け付けとなる対話型窓口「公民連携デスク」・好事例を取り上げ、新たな取組を生む「SDGsアクション」の3つの要素を展開します。
サイトを閲覧する方にSDGsを身近に感じていただき、新しい「当たり前」へ行動変容するきっかけになればと考えています。
「SDGsプラットフォーム」サイト紹介
いたばしSDGsストーリー(特集記事)
区では、SDGsという言葉が生まれる前から、企業・団体の様々な人たちが地域の未来のための取組を行ってきました。その中で、特に「担当者の想い」にフォーカスし、特集記事としてご紹介します。10月1日現在で13本の記事が掲載されていますので、要チェックです!
パートナー掲示板
パートナー同士やサイト閲覧者との交流を深めるためのオンライン掲示板です。パートナーからのリクエストに対し、どなたでも情報やアイデアを回答することができます。
パートナーズストーリー
12の業種のイラストが描かれたカードをめくると、区を舞台に展開される企業・団体の個性豊かな取組が出現します。パートナー自ら発信される情報はまさに鮮度抜群です。
「絵本のまち板橋」マンスリーイラスト
区にゆかりのある12人の個性豊かな絵本作家・イラストレーターが、月ごとに区内の風景・イベントを描いたイラストを掲載しています。もしかするとあなたの近くのスポットも描かれているかも?
小さな絵本館×こどもえほんだなプロジェクト
絵本を介して子どもたちの居場所の充実を図るため、株式会社絵本ナビとの連携事業をスタートしました。たくさんの絵本・絵本棚を設置したい区内の子どもの居場所と、それを支援してくださる寄贈者を募り、絵本・絵本棚の寄贈を実現するものです。詳しくは、下記リンクをご覧ください。
プラットフォーム参加企業のSDGsの取組紹介
1株式会社絵本ナビ 代表取締役社長CEO 金柿秀幸さん
すべての子どもに絵本とふれあう「幸せな時間」を
全国の希望施設に無償で絵本棚を設置する「こどもえほんだなプロジェクト」を展開しています。始めたきっかけは、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念に共感し、家庭で十分に読書することができない子どもたちに絵本を届けられないかと考えたことでした。
現在、区と共同でこの取組を進めており、自治体とのコラボレーションは初めての試みとなります。今回がモデルケースとなり、絵本棚設置事業が今後全国に広がってほしいです。
子どもにとって絵本はすべての教育の入口であり、絵本を楽しいと感じる経験こそ、おとなになってからも読書で知識を得ようとする意欲につながると思います。ぜひ、みなさんにも主体的にこの取組に参加していただけると嬉しいです。
2株式会社湖池屋 マーケティング本部 広報部 課長 伊藤恭佑さん
地元板橋区のお菓子メーカーらしくSDGsの大切さを発信
「区内に湖池屋があることを区民のみなさまに知っていただきたい!」という思いで様々な取組を区とともに行ってきました。
SDGsの取組としては、2021年よりSDGs啓発アニメ「湖池屋SDGs劇場 サスとテナ」の制作を開始し、最近では、赤塚小に出張授業に出向き、「サスとテナ」に登場する「SDGs怪獣」を子どもたちに考えてもらうなど、生活の中で実践できるSDGs達成に向けたアクションについて学んでもらいました。子どもたちと一緒にSDGsについて考えていると、このアクションが未来につながることが実感できます。
お菓子メーカーとして幅広い年代の方々に親しんでいただきやすい立場だからこそ、SDGs啓発に関わる取組に今後もチャレンジしていきたいです。
注:参加企業の取組について詳しくは、SDGsプラットフォームポータルサイトをご覧ください。
私たちにできること
私たちの身近なことで、SDGsにつながる行動をまとめてみました。日常生活に取り入れられるものから、チャレンジしてみませんか。
- 食品ロスを減らすため、すぐ食べるものは賞味期限が短いものを買うようにする
- スーパーでは身近な農地のものを購入し、地産地消につとめる
- マイボトルを持参し、ウォーターサーバーで水を入れる
- リユースの洋服を購入する など
企業・団体のみなさまへ
SDGsプラットフォームへ登録してみませんか
パートナー登録をすると、SDGsの取組を対外的にPRでき、普段のビジネスの中では交わることの少ない様々な企業・団体と交流することができます。
まだ、取り組めていない企業・団体のみなさんも、この登録を機に、SDGsを始めてみませんか?詳しくは、下記リンクをご覧ください。
問い合わせ
政策企画課ブランド・SDGs係 電話3579-2515
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政策経営部 広聴広報課 広報係
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