大人の活動 インタビュー(地域とつながる)
シニアクラブ
シニアクラブ(旧老人クラブ)をご存知ですか。シニアクラブは、おおむね60歳以上の板橋区民で構成されており、現在123クラブ・約9,500名が活動しています。その活動は、囲碁・将棋などの教養活動をはじめ、旅行や誕生会などのレクリエーション活動、軽スポーツ、地域清掃、高齢者同士の助け合いを行う友愛活動など多岐にわたります。
また、各クラブが会員である板橋区シニアクラブ連合会の主催するイベントもあり、日々の成果の披露の場として、会員の生きがいとやりがいにつながっています。
このシニアクラブの1つ「東山光寿会」会長の松原清さんにお話をうかがいました。
「シニアクラブ」 東山光寿会 会長
松原 清(まつばら きよし)さん
―なぜシニアクラブに入会したのですか
65歳になって仕事も週3日勤務になり、地域活動をしようと思い、まず東山町会に入りました。その時にシニアクラブにも入会しました。近所に東山光寿会の会長さんがおり、町会にも小学校の同級生がいたことが、地域活動をしようと思ったきっかけです。
―東山光寿会はどのようなクラブですか
東山光寿会は200名を超える会員がいて、いろいろな活動を行っている活発なクラブです。役員は20名程いますが、年齢は60代~80代まで満遍なく分布し、女性役員の割合も会員の割合と同じく、70%います。毎月行っている役員会では、役員のほとんどが参加し、翌月の活動内容などについて話し合っています。町会と一緒に活動することも多く、地域の子どもたちとの交流も盛んです。
―普段の活動について教えてください
ラジオ体操や清掃、カラオケ、麻雀、グラウンドゴルフ、ペタンクなど、様々な活動を行っています。特に、ラジオ体操は毎日朝6時30分から公園で行っていて、時々子どもたちやそのご家族の飛び入りがあり、会員でない方も一緒に輪になって、和気あいあいと体操をしています。
また、毎週木曜日には公園清掃、火曜日には道路清掃を行っています。ゴミを掃き集めるだけでなく、夏は暑い中腰をかがめる草取りもあり、大変な作業です。秋は落ち葉が多くなり、集めるのが重労働ですが、地域の皆さんが喜んでくれるのを励みに頑張っています。
毎週木曜日の午後は集会所で麻雀教室を開催しています。こちらは脳トレを目的としたもので、初心者が麻雀を通して親睦を図っており、中には90歳から始めた方もいます。麻雀はコミュニケーションのツールとしても最適で、毎回話をしながら楽しくやっています。そのほかにも、板橋区シニアクラブ連合会のイベントや、町会と合同で行う桜川地区のスポーツ大会、小学校のパトロール、クリスマス会などがあります。
―さまざまな活動をされているのですね
東山光寿会では、会報と翌月の予定表を表裏に印刷したものを毎月作成しています。会報は活動風景の写真を入れて、カラーで印刷しています。予定表は他のクラブのものを参考にカレンダー形式にしたところ、分かりやすいと大好評でした。
完成したら、班長から全会員に配っています。200名もいると行事に参加しない方も多くいるので、配るときに声掛けをし、健康をチェックし、会話をするようにしています。高齢になると、だんだん家にひきこもりがちになってしまうので、そういう方たちもケアしていけるようなクラブを目指しています。
―どんなときにやりがいを感じますか
やはり会員の方に喜ばれるとうれしいですね。でも、誰かのためにやっているというよりは、自分が楽しいから続けられていると思います。周りにも無理強いはしたくないので、まずは自分が楽しむこと、そうすれば自然と行事に参加する方も増えていくと思います。
シニアクラブに関する情報
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