「区長への手紙」としていただいたご意見と回答の要旨(令和5年6月から9月分)
令和5年6月から令和5年9月の「区長への手紙」について
令和5年度中にご送付いただいた「区長への手紙」のうち、令和5年6月から令和5年9月までにご回答いたしましたものの要旨を掲載します。
受付通数及び件数
受付通数 | 136通 |
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処理件数 | 159件 |
- 処理件数は、1通の中に複数の要望・意見などがある場合、各々1件として積算した件数を示します。
年代別受付通数
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計 |
20歳未満 |
20歳代 |
30歳代 |
40歳代 |
50歳代 |
60歳代 |
70歳代 |
80歳以上 |
年齢不明 |
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受付通数 | 136通 | 5通 | 7通 | 17通 | 20通 | 11通 | 14通 | 8通 | 2通 |
52通 |
割合 | 100% | 3.7% | 5.1% | 12.5% | 14.7% | 8.1% | 10.3% | 5.9% | 1.5% | 38.2% |
「区長への手紙」の要旨及び回答
身寄りのない高齢者等の身元保証等、終活支援
要旨(令和5年7月3日受付)
単身世帯が増加する時代において、身寄りのいない高齢者のますますの増加が予想されます。身寄りのない高齢者には、死後の対応や入退院の手続きをできる人がいなく、大きな課題かと思います。
対応策を用意することができなければ、入院して医療を受けることもできない、亡くなった場合は、近所や自治体にも多大な迷惑を掛けてしまう、所有者のいない空き家が残ってしまう等、様々な問題が発生します。
本人も何とかしなければと焦りつつ、金銭が関連することもあり誰(機関、団体等)を信用して、どのように進めればよいのか分からず、不安な気持ちで日々を過ごしています。
一方、こういった高齢者に寄り添う終活支援を行う地方自治体は増えてきているとの報道を目にしております。
(例:「豊島区終活あんしんセンター」、横須賀市の「エンディングプラン・サポート」など)
また、「身寄りのない高齢者(おひとりさま)等の身元保証等を考える勉強会」が先月参議院会館の会議室で開催されたとの報道も目にいたしました。
誰もが安心して最後まで板橋区で暮らしていけるように、是非、板橋区においても、「身寄りのない高齢者等の身元保証等」「終活支援」の体制・システムのご検討及び構築等をお願いしたいと思います。
回答
日頃から区の高齢者福祉行政にご理解ご協力いただきありがとうございます。
ご意見いただきました高齢者施策について、お答えいたします。
区では住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、「住まい・医療・介護・予防・生活支援」が包括的・一体的に提供される仕組みである「板橋区版AIP(Aging in Place)」の構築をめざし、取組を推進しています。
この取組の1つとして、区内にある18の地域センターの区域ごとに町会・自治会、民生・児童委員、シニアクラブ等の地域の多様な団体・住民で構成された、住民が主体となり地域全体で高齢者の生活を支える協議体を設置しており、高島平地域においては、地域の高齢者のニーズを踏まえ、その地域独自の「エンディングノート」を作成するなど、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域ごとに住民主体の活動を行っております。
区はこれらの地域活動ができる仕組みを構築するほか、高齢者が住みやすい環境の構築をめざし、「板橋区版AIP」の取組を推進していきます。
また、「身寄りのない高齢者等の身元保証等」につきましては、国の動向を踏まえ、板橋区社会福祉協議会等と連携を図りながら、高齢者に対する権利擁護等の取組を推進してまいります。
さらに「終活支援」につきましては、令和5年1月に「終活の始め方」という講演会を実施したところでございますが、区民のニーズや他自治体の動向を踏まえ、終活に関する取組につきましても推進してまいります。
区では現在、高齢者福祉施策の基本方針や今後取り組むべき具体的施策を定める「板橋区高齢者保健福祉・介護保険事業計画2026」を制定するため準備を進めておりますが、いただいたご意見等を踏まえ計画策定に取り組んでまいります。
貴重なご意見をありがとうございました。今後とも区政に対し、ご理解とご協力をお願いいたします。
(担当:健康生きがい部おとしより保健福祉センター)
じゃぶじゃぶ池の早期開始
要旨(令和5年7月9日受付)
夏の気候が年々変わってきており、梅雨明けを待たずに猛暑日が続きます。じゃぶじゃぶ池を7月初めから開始いただけるようご検討のほど宜しくお願い致します。
回答
ご要望いただきました「こどもの池」の早期開始について、お答えいたします。
「こどもの池」につきましては、地域の子どもたちに地域の人たちが水遊びの場を提供しようと、昭和40年代から開始した事業です。
現在は、区と町会などが共催して、区内21か所(今年度実施は15か所)で運営していますが、担い手となる人材の確保が夏休み以外では難しいことや、多くの小学生に遊んで欲しいという願いから、発足当時から夏休みに実施してきた経緯があります。
また近年は、運営団体の確保がますます困難となっていると同時に、利用者の減少も進んでいることから、運営できる池も減少せざるを得ない状況にあります。そのため、開催期間を早めたり、延長したりすることは難しいと言わざるを得ません。
一方、温暖化の進む中で、子育てしやすい環境づくりに向けて、区では、運営できなくなった「こどもの池」を中心に、地域のご意見を聞きながら、噴水やシャワーなどの水施設への転換を進めております。その際は、夏休み期間にとらわれない利用も検討してまいります。
なお、現在、東板橋公園(板橋三丁目50番)では7月上旬から噴水での水遊びをご利用いただけるほか、今年度は高島平七丁目公園、西徳第一公園、四葉公園で、地域の方々とのご相談と調整を進めております。
「こどもの池」の早期運営のご要望にはお応えすることができませんが、現在運営中の池の安全な運営や、新たな水施設への転換の中で、子どもたちや子育てをされる皆さまの視点に立った環境改善に、さらに力を尽くしてまいりますので、今後とも、区政へのご理解とご協力をお願いいたします。
(担当:土木部南部土木サービスセンター・北部土木サービスセンター)
西高島平駅のスーパー設置について
要旨(令和5年8月28日受付)
西高島平駅周辺にスーパーがなく、野菜や肉を買うためには、隣の駅で下車しなければいけなくて、とても困っています。コンビニ、パチンコ店やホテルはありますが、それよりもスーパーが必要です。スーパーがあればとても住みやすくなると思います!どうぞご検討お願いします。
回答
日頃から、区政に関心をお寄せいただきありがとうございます。
西高島平駅周辺には生鮮食品を扱う店舗の立地が乏しく、お困りのことと拝察いたします。
ご意見をいただきました「西高島平駅のスーパー設置」について、お答えいたします。
西高島平駅付近において日常的な買い物(スーパー)の利便性の向上が課題となっていることは、区としても認識しております。
西高島平駅南側の高島平五丁目には、過去に生鮮食品を取り扱う店舗が営業していた時期もありましたが、その後撤退された経緯を踏まえますと、採算性等から店舗営業が難しい状況にあると推測されます。
これまで区では、実施可能な取組として、都営三田線高架下での店舗募集に関する東京都への働きかけや民間移動スーパー事業との連携などにより、買い物環境の改善に努めてまいりました。
西高島平駅前にコンビニエンスストアが開店する等、一定程度の効果はあったものと考えますが、生鮮食品の購入については継続的な地域課題であり、スーパーの必要性は認識しております。
区が実施可能な取組や働きかけについては、引き続き検討してまいります。
貴重なご意見をありがとうございました。今後とも区政に対して、ご理解とご協力をお願いいたします。
(担当:まちづくり推進室 高島平まちづくり推進課)
帯状疱疹ワクチン接種助成について
要旨(令和5年9月5日受付)
千葉県いすみ市では18歳以上にも帯状疱疹ワクチンの接種助成が開始されました。
帯状疱疹はいまや20代や30代でも感染することが多い病です。
私自身も20代で一回、30代で一回発症しました。
帯状疱疹ワクチンは高額であるため、全額を自費で打つのは難しい方も多いです。
板橋区でも若年層からの助成を検討してください。
回答
ご要望いただきました帯状疱疹ワクチンの接種助成につきまして、お答えいたします。
帯状疱疹を予防するためのワクチンは、現在2つの製品(シングリックス、ビケン)があり、50歳以上の方に対してはどちらも承認されています。シングリックスは、令和5年6月26日に、帯状疱疹にり患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方(疾病または治療による免疫不全である者、免疫機能が低下した者または免疫機能が低下する可能性のある者、その他医師が接種を必要と認めた者)についても承認されました。
板橋区では、帯状疱疹の発症を予防するとともに、区民の費用負担を軽減するため、令和5年7月1日から、発症の多い50歳以上の区民の方を対象として、帯状疱疹ワクチン任意予防接種助成制度を開始しました。ご要望いただいた若年層への接種助成につきましては、ワクチンを接種可能な方が限定されることから、区内医療機関等との調整を含め、今後、検討してまいります。
この度は貴重なご意見をありがとうございました。今後とも区政に対してご理解とご協力をお願いいたします。
(担当:健康生きがい部(保健所)予防対策課)
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