教育広報「教育の板橋」(テキスト版)第114号 2面
教育広報 教育の板橋 2024年4月20日号 第2面です
GIGAスクール構想の実現をめざした授業
区立学校の児童生徒に整備した1人1台パソコン(Chromebook)などを活用した授業を紹介します
高島第五小学校第1学年 国語科 「ことばをあつめよう」
授業概要
「雪だるま」や「寒い」など冬に関する身近な言葉を集め、かるたの文づくりをする活動を通して、「名詞」や「動詞」など、語句のまとまりがあることに気づき、語彙を豊かにする。
今回の授業では、ムーブノートを使い、前の授業で出された言葉に追加できる言葉がないか話し合ったり、色分けされた言葉を当てはめて、かるたの文を作ったりして発表した。
使用したアプリ・機材
アプリケーション
1ムーブノート
注:ムーブノートとは、個人の意見を、クラスのみんなと共有できる協働学習支援ツールです。
機材
1Chromebook 2電子黒板
本時の授業のめあて 「あつめたことばを つなげて ふゆのかるたを つくろう」
1 2人組で考える
前時の授業で集めた冬に関する身近な言葉を振り返り、2人組になり追加できる言葉がないか話し合いました。また、集めた言葉(名詞(食べ物、遊ぶものなど)、動詞、形容詞など)を分類し、ムーブノートで色分けしたものを電子黒板で映し出してクラス全体で共有しました。
2 かるたを作る
ムーブノートで色分けされた言葉を使って、冬の言葉をつないだかるた作りを行い、提出されたかるたを先生がいくつか電子黒板に映し出し、互いの考えを共有しました。
3 振り返り
言葉集めとかるた作りについての意見や感想を個人でまとめたあと、ムーブノートで共有し、感想ごとに色分けしました。文章を組み立てることが苦手な児童にとっても言葉を色分けすることで、考える手立てとなり、学習に取り組むことができました。
志村第二小学校 第6学年 算数・総合的な学習の時間
授業概要
比例や反比例の関係にある2つの数量の関係を理解し、目的のグラフを書くには、どのようなプログラムをつくればよいかを考えることを目標とする。
今回の授業では、スクラッチの基本操作を確認してから、比例や反比例のグラフを書くためのプログラムを作った。また、振り返りではグラフを書くときのプログラミングの良さをムーブノートで共有した。
使用したアプリ・機材
アプリケーション
1スクラッチ 2ムーブノート
注:スクラッチは、指示の書かれているブロックを組み合わせるだけでアニメーションなどの簡単なプログラミングが作成できるツールです。
注:Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーデン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.eduで無料で利用することができます。
機材
1Chromebook 2電子黒板
本時の授業のめあて 「プログラムを使ってグラフを書くとどんな良さがあるか見つけて伝え合おう」
1 操作方法を確認する
授業の初めに、スクラッチの操作方法を確認しました。
2 プログラムを考える
y=2xのグラフを書くプログラミングを考えて作りました。yを2増やして打点するプログラムを使い、点をつなげることで比例のグラフを作りました。また、プログラムを作り変えて、いろいろなグラフを書いてみました。
3 振り返り
ムーブノートにグラフを書く時にプログラムによって簡単に点を大量に打つことができたり、滑らかな曲線のグラフを書くことができたりするなどのプログラミングの良さをまとめ、電子黒板に共有しました。
問い合わせ
教育支援センター教育支援係 電話番号03‐3579‐2176
教育委員会の傍聴
区教育委員会は、毎月2回定例会を開催しており、傍聴することができます。開催の日時、傍聴の手続きについては、お問い合わせください。また、過去の議事録はホームページでご覧になれます。
問い合わせ
教育総務課庶務係 電話番号03-3579-2603
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