教育広報「教育の板橋」(テキスト版)第118号 2面
教育広報 教育の板橋 2025年9月8日号 第2面です
板橋区コミュニティ・スクール(iCS)
~iCSとは? iCSの取組について~
板橋区コミュニティ・スクール(iCS)とは?
板橋区コミュニティ・スクール(iCS)は、学校の運営に保護者や地域の方が参画する「コミュニティ・スクール委員会(CS委員会)」と、教育活動を保護者や地域の方に支援していただく「学校支援地域本部」を両輪・協働の関係で運営する仕組です。
「CS委員会」とは、学校運営や必要な支援について話し合うため、令和2年度から区内の区立全小中学校に設置している会議体です。特に、学校が抱えている課題をCS委員会で共有することで、保護者や地域の方が、学校とは違う視点で具体的な解決策について議論します。
「学校支援地域本部」とは、学校が必要とする活動について、地域のボランティアの方々が参加することにより、学校を支援する仕組です。CS委員会で出た意見等をもとに、「地域コーディネーター」と呼ばれる方が学校と地域のボランティアをつなぎ、支援活動等の調整を行っています。これまでも、各学校では地域のボランティアなどの協力を得ながら、学校運営や教育活動を行ってきましたが、学校支援地域本部はそうした取組をさらに広げるものです。
この「コミュニティ・スクール委員会(CS委員会)」と「学校支援地域本部」からなるiCSの仕組を上手く活用し、学校・保護者・地域が一体となって様々な取組を行うことにより、先生が子どもたちと向き合う時間の確保や地域人材を活用した教育活動の充実を図り、子どもたちの豊かな学びの実現につなげていきます。
上板橋第二小学校のiCSの取組を紹介します。
上板橋第二小学校ではiCSの取組として、令和7年2月25日(火曜日)、子どもたちの居場所「ほっとルーム」を大学、企業との連携によりリニューアルしました。
ほっとルームは全ての児童が安心して教室以外で過ごすことができる「居場所」として、令和5年、同校内にオープンしました。しかし、元は図書準備室であったことから装飾等もなく「居場所」としては味気ないという声が児童や学校関係者からあがっていました。そこで、ほっとルームをもっと身近な居場所にし、児童の誰もがより過ごしやすい空間をつくるために、ほっとルームリニューアルプロジェクトがスタートしました。
まず、CS委員会でほっとルームのリニューアルを学校の課題として挙げ、保護者や地域の方々が意見を出し合いました。その中で、女子美術大学の講師でもある地域コーディネーターが「ヒーリングアートについて学ぶ女子美術大学の学生たちの協力があれば、児童のより良い居場所としてほっとルームが生まれ変わるかもしれない」と提案しました。
地域コーディネーターから女子美術大学に呼びかけたところ、卒業生も含む約15名が有志として制作に参加しました。また、区内企業「リンテック株式会社」に話を持ち掛け、企業の地域貢献事業として、シートパネルなど装飾の一部を無償で提供していただけることになりました。事前準備や施工サポートは学校支援地域本部「上二っ子応援団!」のボランティアも参加し、地域の力が集結したほっとルームが完成しました。
リニューアルされたほっとルームは部屋全体に施されたアートにより、心温まる部屋となりました。「絵本のまち板橋」からも着想を得たデザインコンセプトは「おはなしの森」。児童が安心して過ごせる場所を作りたいという想いから、「ものがたり」をテーマにデザインされています。校長は「幼保小の連携を進め、近隣の子どもたちがふらっと来て、立ち寄れる部屋にもなってほしい」と話しています。
問い合わせ
地域教育力推進課地域連携係 電話番号03-3579-2619
主食・主菜・副菜をそろえよう
~栄養バランスを整えるコツ~
健康な毎日を送るためには、栄養バランスのとれた食生活が欠かせません。「主食・主菜・副菜」がそろった食事を心がけましょう。
主食・主菜・副菜ってなに?
「ご飯」と「おかず2品」を基本とした、和食の献立形式の一つです。主な食材が異なる3つの料理を組み合わせることにより、多様な食品を摂ることができます。和食に限らず「主食・主菜・副菜」をそろえる習慣があると、栄養バランスが自然と整いやすくなります。
学校給食は「主食・主菜・副菜」を考えて作られています。料理の組合せや1食の量の参考にしてみてください。
主食・主菜・副菜をそろえてみよう!
「主食・主菜・副菜」をそろえる習慣は、ご家庭で日々の献立を考える時にも役立ちます。例えば、親子丼(主食+主菜)に具沢山の汁物(副菜)を組み合わせれば3つがそろいますので、皿数にこだわる必要はありません。総菜を買う時や外食先などでも、まずは「どの料理を足したら3つそろうかな?」という視点で選んでみましょう。
毎食「主食・主菜・副菜」をそろえるのが難しい場合は、1日単位でバランスの良い食事に近づけるようにしましょう。朝食に副菜が摂れない時は、その日の夕食で副菜を多めにするなど、ご自身の生活スタイルに合わせて、栄養バランスを整えるコツを見つけてみてはいかがでしょうか。
問い合わせ
学務課学校給食係 電話番号03-3579-2617
氷川図書館の長期休館及び臨時窓口の開設について
氷川図書館は蔵書点検、バリアフリー化工事及び一部内装の改修工事のため、下記の期間休館します。
なお、旧板橋第九小学校に臨時窓口を設置し、予約資料の貸出・返却等を行います。
詳細は、区立図書館ホームページをご覧ください。
休館期間
令和7年9月1日(月曜日)から令和8年3月2日(月曜日)まで
注:毎月第3月曜日、月末日(土曜日・日曜日・祝日の場合は翌営業日)、年末年始(12月29日から1月4日)は休館します。
臨時窓口開設期間
令和7年10月6日(月曜日)から令和8年2月8日(日曜日)まで
開設時間
午前9時から午後8時まで
利用できるサービス
予約資料の貸出 予約申し込み 返却 利用登録
注:返却ポストは臨時窓口にはありません。臨時窓口の受け付け時間外に資料を返却する場合は、氷川図書館の返却ポストをご利用ください。
休止するサービス
資料の閲覧 閲覧席の利用 インターネット閲覧サービスの利用 未所蔵本リクエストの受け付け レファレンス 複写サービス 新聞・雑誌の閲覧 二次利用資料提供 など
問い合わせ
中央図書館図書館政策係 電話番号03-6281-0291
教育委員会の傍聴
区教育委員会は、毎月2回定例会を開催しており、傍聴することができます。開催の日時、傍聴の手続きについては、お問い合わせください。また、過去の議事録はホームページでご覧になれます。
問い合わせ
教育総務課庶務係 電話番号03-3579-2603
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このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 教育総務課
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2603 ファクス:03-3579-4214
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