令和6年9月5日 フェンシング江村美咲選手・上野優佳選手が表敬訪問されました
令和6年9月5日(木曜日)、パリ2024オリンピック競技大会において、区内在住の板橋区スポーツ大使である、フェンシング女子サーブル団体で日本女子サーブル史上初の銅メダルを獲得した 江村 美咲(えむら みさき)選手、同大会女子フルーレ団体で同じく史上初の銅メダルを獲得した 上野 優佳(うえの ゆうか)選手 が板橋区役所を表敬訪問し、歓迎セレモニーが行われました。
江村選手は、パリオリンピック日本代表の旗手を務め、上野選手は、団体戦のアンカーを最年少で務める等、想像を絶するようなプレッシャーの中、個人戦では実力を発揮できず苦しみましたが、気持ちを切り替え臨んだ団体戦で悲願のメダル獲得を果たしました。
表敬訪問では、多くの区民や区職員の盛大な拍手とともに温かく出迎えられ、夢と感動を与えてくれたメダリストたちに、坂本 健(さかもと たけし)板橋区長から「板橋区文化スポーツ国際交流栄誉賞・特別賞」が贈呈され、坂本区長から「この度のメダル獲得、誠におめでとうございます。日本フェンシング史上初の快挙であり、板橋区スポーツ大使であるお二人がこのような偉業を成し遂げられたことを、板橋区として誇りに思います。想像を絶するプレッシャーの中での戦いだったと思いますが、『気持ちを切り替える』ことで成し遂げられた偉業が、今後のお二人の自信に繋がればと思います」と祝福と感謝のメッセージが送られました。
選手からのメッセージ
江村 美咲選手
個人・団体戦を通して、なかなか自分らしいフェンシングができず、苦しい期間だった印象ですが、その中でも、チームメイトの頑張りや、応援の力のおかげで、最後まで心が折れることなく、踏ん張りきることができました。4年後しっかりリベンジできるよう、また頑張りたいと思います。応援していただけると嬉しいです。
上野 優佳 選手
メンバー全員、個人戦で悔しい思いをしていたので、団体戦では何としてでもメダルを獲得したいという思いで挑みましたが、3位決定戦では何とか逃げ切ることができました。東京オリンピックでは、個人・団体ともに6位という悔しい結果報告となってしまいましたが、今回はメダル獲得という報告ができて大変嬉しく思っています。
選手紹介
江村 美咲 選手
板橋区立志村第二中学校出身、区内在住のプロフェンサー。東京2020オリンピック フェンシング女子 サーブルでは団体5位、個人13位の成績を収めた。
2021年に「板橋区民文化優秀賞」を受賞。2022年と2023年のフェンシング世界選手権大会において日本選手史上初の2連覇を果たし、その功績により「板橋区民栄誉賞」を受賞した。2022年から「板橋区スポーツ大使」を委嘱されている。
大分県出身、立飛ホールディングス所属。
上野 優佳 選手
区内在住のプロフェンサー。2019年の世界選手権では6位入賞。東京2020オリンピックで初めてオリンピック代表に選ばれた。東京2020オリンピック「フェンシング女子フルーレ」では団体・個人共に6位の成績を収めた。
2021年に「板橋区民文化優秀賞」を受賞。さらに、2022年1月にポーランドで開催されたフェンシングワールドカップ女子フルーレ団体では銀メダルを獲得した。
2023年にイタリアのミラノで開催されたフェンシング世界選手権では、女子フルーレ団体種目で銅メダルを獲得。その功績により「板橋区民文化優秀賞」を受賞した。 2022年から「板橋区スポーツ大使」を委嘱されている。
大分県出身、エア・ウォーター所属。
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